にきびをつぶす

にきびができると、つぶした方が早く治ると思っている人も中にはいると思います。確かにいつまでも芯が残っているようなにきびの場合にはなかなか炎症が治まらずに早めに芯や膿を出してしまわなければいけないということはあると思います。しかしにきびを自分でつぶすという場合にはかなり細心の注意を図らなければいけません。爪でにきびを潰してしまうと、皮膚を傷つけることになります。


にきびをつぶして、毛穴の中にあるにきびの芯、コメドを出すと早くにきびが治ると思われがちですが、コメドというのは毛穴の中に詰まっているただの皮脂の塊です。この皮脂の塊がアクネ菌のご飯になってアクネ菌がどんどん増えていくことになるわけです。確かに早くこのご飯をとりだしておけば、にきびがこれ以上増えることはないでしょう。


しかしにきびを潰すということは実は肌への負担は大きいということを知っていたでしょうか?安易な気持ちでにきびをつぶせば毛穴が傷つきますし、毛穴が破壊されてしまうと、皮膚に跡が残るということもあるのです。


毛孔が傷ついてその部分からまたバイ菌が入ってしまうとさらににきびが悪化するということもあり得ますから本当に注意しなければいけません。爪で潰すというのは肌への影響も悪いので、その際に使われるのが、面ぼう圧子というものを使って行います。ドラッグストアなどでも販売されていますから、こちらを使って芯を出して、そのうえで消毒と出しああとのケアが必要です。

生理前のにきび

生理前ににきびができやすい人や増えてしまうという人は意外と多いと思います。またもともとにきびがあったという人も生理前になると悪化するという人もおおいと思います。生理前になるとなぜにきびというのは増えてしまうのでしょうか?また出来やすくなる理由は何でしょうか。生理前ににきびができやすい理由の一つとしてはホルモンが関係しています。生理というのは女性ホルモンのバランスで月に1回動いています。生理前によくにきびができてしまうというのはホルモンの内の黄体ホルモンと呼ばれる種類のホルモンが増えることによって出来やすくなるといわれているのです。


黄体ホルモンといのはどちらかというと男性ホルモンにとてもよく似ている働きがあるホルモンとして知られています。にきびにホルモンが関係しているのは男性ホルモンですがそれによってにきびが出来やすい肌になってしまうのです。


そして生理前でにきびができやすい時というのは、それに加えて皮脂の分泌が活発になるということもあります。皮脂の分泌が活発になっているということは食事に気をつけなければ脂っこい肉料理や揚げ物などを食べていたのではにきびがさらに増えてしまうのです。


にきびに関係しているホルモンというのは、このように食生活にもストレスにもすぐに影響が出ますからこれらについても見直す必要があります。生理前のにきびを対処する方法は生活習慣、食生活の見直しと、ストレスをためないことです。

思春期とにきび


思春期にできるにきびというのはだれもができるホルモンの活発な変化によるものでどちらかと言えば一過性のものと考えてもいいと思います。しかし思春期を過ぎて20代になってから出来るにきびというのは思春期のにきびとは大きく違っています。思春期のにきびと大人ニキビの違いというのは、まずできる場所からして違っているのです。

 

特に口の周りに集中して出来てしまったり、背中に集中して出来てしまうといった一部分にだけ集中してにきびができるという特徴があります。そしてその原因は思春期のにきびの時のように、皮脂が過剰に分泌しているというだけではありません。思春期の場合は一過性の場合が多いのでピークを過ぎればすぐに治るという人もいると思いますが、大人ニキビの場合には、長時間できるという人もいますし、体質的にこの先ずっと悩まされる人います。


にきびは思春期の頃なら自然に放っておいても治っていくことが多かったと思いますが、大人ニキビになると、自然治癒することはなかなか難しく、跡が残ってしまうというケースもあります。

 

ですが、にきびができたからすぐに対処しなければいけないと思って、たくさん薬を使ったり、何度も洗顔をしたりするとよけいににきびを悪化させることになりますし、さらににきびを増やすことにもつながります。思春期のにきびとは違って、大人ニキビには大人にきびの対処法がありますからその対処法を覚えておくといいでしょう。

オロナインとにきび

オロナインと言えばきりきずを作ったときとか、しもやけや赤ぎれの時などに使う軟膏として知られているのですが、オロナインはほかの使い方もあるんですね。オロナインを販売している大塚製薬のホームページでも紹介されているのですが、にきびの治療としても使うことができるのです。にきびと言えば思春期だけでなく最近は大人ニキビも出来やすいといわれています。大人にきびを予防、治療するときでもオロナインが効果があるとして紹介されています。


にきびによる初期の症状の場合には早めにオロナインを使えば悪化を防ぐことが可能です。しかし悪化してしまって症状が重度の場合にはオロナインを使っても、にきびの炎症は治まらないこともありますから、その場合には、早めに皮膚科などへ行って治療を受けましょう。


ではどのようにオロナインを使ってにきび治療を行うのでしょうか。にきびや吹き出物ができてしまった部分に、オロナインを少し手にとってすりこんでいきます。べたべたとしてしまっている場合にはタオルやガーゼでふき取るといいでしょう。にきびだけでなく、やけどにも効果があるのですが、早めに対処しておくことで化膿することを防ぐ効果がオロナインにはありますから、早めに対処しましょう。


先ほども書きましたが膿ができてしまっているような悪化している状態の場合には、オロナインでもにきび治療ができないと思いますから、この場合は早めに皮膚科へ行きましょう。

おでこにきび

おでこにできるにきびについてですが、おでこにできるにきびはどちらかというと時期的には大人ニキビよりも、思春期にできるにきびに多いとされています。思春期のニキビの特徴は、ホルモンバランスが崩れていたり、ホルモンのバランスが活発に変化することによって出来やすいといわれています。それだけでなく外的な要因も色々とあり、前髪がおでこにあたっていることによっておでこににきびができやすいという人もいますしシャンプーがきちんと流れていなかったことによってにきびができるという人もいます。


おでこや額の部分ににきびができてしまう人は前髪がおでこにかからないように伸ばして上にあげておくか短く切るなどして対処しなければいけません。そうするだけでもにきびが減ったり、悪化することを抑えることが可能です。


そしてシャンプーをするという場合でも、前の部分というのはすすぎ残しをするというケースが多いので、しっかりとおでこの生え際の部分まですすぎ残しの内容にしておきましょう。


それだけで十分におでこのにきびを防ぐことができます。大人ニキビではあまりおでこにはにきびができることというのは少ないのですが、どうしても思春期のホルモンが影響している場合には、おでこににきびができやすいですから、洗顔をこまめにする、汗を拭くなどして対処していくことがポイントになってきます。


おでこに汗をかいたらこまめに拭くだけでも悪化を防ぐことにつながります。

にきびができる場所

にきびができる場所は顔だけだと思っている人も中にはいるかもしれませんが、実際はそうではありません。私たちがにきびが出来やすい場所は人によっても違っています。このにきびができる場所の違いというのは何の違いなのかというと、たとえば生活習慣であったり、その人の食生活であったり、いろいろなことが関連してにきびができる場所というのが決まります。にきびができる場所を見れば、だいたい何が原因であるのかということがわかると思います。


まず顔の中で一番にきびが出来やすい場所と言えばTゾーンと呼ばれている額から鼻筋のちょうどTの字になっているところです。この部分というのは皮脂線が多く、発達しやすいことから皮脂の分泌が他の部分に比べると多いのです。そのことがにきびを出来やすくさせています。


そして口の周りというのもにきびができやすい場所の一つです。口の周りににきびができてしまうという人の場合には、食べすぎであったり、脂っこい食事をしていることで胃腸が衰弱していることから起きるとも言われています。


そしてにきびが出来やすい場所としてあごや首にもできるという人も多いと思います。こちらは男性ホルモンが多いと出来やすいといわれていて、男性に多くできるにきびの場所です。


にきびは体だけではありません。背中のにきびについても出来やすいといわれているのですが、背中にも皮脂線がたくさんあることから分泌が活発で出来やすいのです。

肌荒れとにきび

肌あれとにきびに悩んでいる人は今多いといわれています。昔だったらにきびと言えば思春期だけの特有のものと考えられていたのですが、今はそうではありません。肌荒れと同じくにきびも大人になってもできることとして知られてきました。

 

その理由はやはり昔に比べると生活環境が大きく変化していることが影響を与えているのではないでしょうか。肌荒れの人とうのはストレスや何らかの不規則な生活が原因で肌荒れになっていると考えられます。それと同じ原因でにきびになっているという人も多いのです。ストレスがたまっていると肌の調子が悪くなりトラブルを引き起こしやすいといわれていますから、ストレスは絶対にためないように注意しましょう。そして肌荒れやにきびを予防するためには、毎日の生活習慣の見直しや食生活の見直しなども関係してきます。食生活の面でいうと脂っこい食べ物ばかりを食べているのではなくて、栄養バランスを考えて野菜などもたくさん食べることが大切です。


そして生活環境についての見直しについては不規則な睡眠時間、遅い就寝時間の人といのはそれだけで肌荒れやにきびを作ってしまう原因になります。ですから肌荒れやニキビを予防したい、改善したいと考えているのであれば、食生活、生活習慣の見直し、そしてストレスをためないということがポイントになります。なかなかそうは言っても難しいと思いますが、少しずつ気をつけて生活をしてみてはいかがでしょうか。